私とお金と筋肉と

100年生き残りブログ

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49日目_ハノイは遠い

2015/12/22にルアンパバーンを出発し、バスでハノイへ向かいました。 所要予定時間はなんと24時間。意味不明ですね。 ルアンパバーンの人気のないバスステーションで、これから乗るバスを向かい入れます。 バスはsleeper busという寝台専用のバスで、内部はベッドがたくさんある感じです。 外は電飾がキラキラ。ホタルイカでも捕りに行くつもりなのでしょうか。

バス P_20151222_175750

内部 P_20151222_180256


出発するとすぐに就寝。 しかし、道路はガタガタ、運転はグダグダで揺れまくっているため、全く眠れません。 そして、バス内ではクラブミュージックがガンガンにかかっています。盛り上がっているのは地面だけです。

そうこうしているうちにいつの間にか眠っていました。 この旅で、多少タフにはなっていたようです。


翌朝AM5:00 ゲートがある建物に到着しました。 どうやらラオスベトナム国境に到着したようです。 ここで国境が営業開始するまで待ちます。国境は24時間営業ではないのですね。

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AM8:00 国境がオープンし、出国手続きをします。 係り員が日本好きのようで、手続きが終わったのに日本トークをたくさんしてきます。 後ろに並んでいる人々の目線が痛いので早々に切り上げ、ベトナム国境へ向かいます。 ベトナム国境はラオス国境と打って変わってとても厳しいものでした。 陸路国境では初の荷物検査もあり、係員の眼光もとても鋭いものでした。 しかし、荷物検査もX線の機械みたいのを通すのですが、それをチェックする人がいない。 何がしたかったのかよくわかりませんでしたが、無事に通過。 4カ国目のベトナムへ入国しました。

ベトナムに入国したとたん、そこら中に牛がたくさん。 農地にいるのはもちろんのこと、道路にもたくさんいました。 のどかだなあ、とほのぼのしていましたが、そのせいで渋滞も多々発生。 そんなこんなで山道をひたすら走ります。

国境の近くにいた牛さん P_20151223_082858

ベトナムの山道 P_20151223_090152


PM18:00 途中お昼休憩をはさみつつ、バスはどんどん走り、出発してから24時間が経過。 シートは常に横になっているため、ひたすら寝る体制になっているのですが、ずっと横になっているのもなかなかつらいことが判明。 市街地っぽいところで降りろとの指示。ようやくついたのか?!と思いきや、ここにきてなんとバスの乗り換え。 なぜこのタイミングで乗り換える必要があったのか全くわかりませんが、指示に従うしかありません。


PM20:00 その後100km程走り、ついにハノイへ到着。 体中の筋肉が固まってしまったのか、全身筋肉痛みたいな感じになってました。 しかし、バスターミナルから市街へはまだまだ距離があります。 そこで悪名高いベトナムタクシーに乗らざるを得ません。 ホテルの地図を見せると、OK!OK!と軽い返事。 他に手段もないのでそのタクシーに乗りましたが、ひたすらいろいろな道に行ってるだけで全くホテルに到着する気配がありません。 こいつ絶対場所知らないだろと思い、近くの通りで降ろしてくれと言ってもうまく伝わらず、挙句の果てに知り合いのホテルあるからそこでもういいっしょ?とか言われる始末。 どうにか近くまで行ってもらい、目的のホテルと思われる場所まで到着すると、なんとたくさん走ったから、多めに料金を払えを迫られる。 さすがに怒りをあらわにして、NO!!と強く言い、当初の金額だけ無理やり押し付けてホテルへ逃げました。 しかし、そのホテルが予約していたホテルとは違うホテルだったため、結局目的地までは歩いて向かうことになりました。 そしてPM22:00。ルアンパバーンを出発してから実に30時間後にようやくホテルへ到着しました。 飛行機を使えば1時間強の距離をわざわざ24時間以上もかけて移動するのはどうなの?と自分でも思いましたが、なかなか貴重な経験ができました。 ベトナムの交通事情に一抹の不安を覚えながらようやく就寝。 しかし、この考えはとても甘かったことを翌日思い知らされます。

ハノイバスステーション P_20151223_202623