36~37日目_ペナン島
2015/12/10(Thu)
到着したばかりのような気もしますが、KLからバンコクへ移動開始です。 KLは治安が良く、ごはんも美味しくととても過ごしやすい場所でした。 いい感じ都市ランキング暫定1位です。(セブシティと比較して) 大変名残惜しいですが、最後にまた来る予定なので、その際にゆっくりと過ごしたいと思います。
名残惜しい
さて、バンコクまでの移動手段ですが、陸路で移動したいなと思っています。 お金の面もそうですが、国境越えというものを体験したいのと、マレー鉄道にぜひとも乗ってみたいからです。 一日でバンコクまで行くのは不可能とのことなので、途中ペナン島で2泊程する予定です。
ペナン島までの電車のチケットは前日に購入済みなのですが、このチケット購入が中々大変でした。 KLセントラル駅というクアラルンプールのターミナル駅で買うのですが、なんと100人以上の順番待ちで、買うのに2時間強かかりました。。。
たくさんの人々
しかし無事にチケットをゲットし、ペナン島最寄りのバタワース駅まで快適な鉄道の旅です。 進行方向が背中側という驚きもありましたが、時間も遅れることなくとても快適な旅でした。 ただ、冷房が効きすぎて寒いくらいで、途中で上着を着てしまいました。 隣の席に座った方が、なんとマレーシアの防衛省に勤めている方だそうで驚きでした。 とても優しい方で、私のつたない英語をしっかりと聞いてくださったのですが、 いかんせん英語力が低すぎて、当たり障りのない話も、深い話も全く出来ませんでした。 このような機会にも全然話せないなんてとても悔しい思いでいっぱいでした。 なんで日本人はこんなに英語が話せないのだろうと、悲しい気持ちにもなりましたが、 そこは今後の目標ということで前向きに頑張ります。
電車
車内 バタワースに無事到着しフェリーに乗りました。 でかい乗り物はやはりテンションが上がりますね。 そして、夜だったので夜景がとてもキレイでした。
今回は事前に宿を予約せずに行ってみよう!ということで、 地球の歩き方(東南アジア編)に記載されている繁華街に行ってみたのですが、 あんまりゲストハウスがありませんでした。 時刻は23時頃で、観光客も少なくなり、謎のサウジアラビア人に詐欺まがいなことをされそうになるなど、満身創痍で途方に暮れていると、 屈強な黒人二人組に「宿探しているのか?うち来いよ!」と話しかけられました。 もう疲れていたので、どうにでもなれ!と彼らについて行くと、普通のゲストハウスに案内され、 値段も至って普通だったので即決しました。 何はともあれ無事に寝床が決まって良かったです。 決まるまではとても緊張と不安で一杯でしたが、なんだかいい経験ができました。 その日はそのまま就寝してしまいました。
2015/12/11(Fri)
どこからともなく聞こえてくる、イスラムのお祈りと思われる声で起床。 なかなか悪くない目覚めです。 この日は翌日のバンコクまでのチケット確保と、ペナン島のジョージタウンを探検しました。 ジョージタウンはペナン島のフェリー乗り場に隣接している街で、ペナン島で最も発展しています。 また、「東洋の真珠」と呼ばれており、街全体が世界遺産に登録されているそうです。 KLほど治安は良くないような雰囲気ですが、十分安全な感じで、相変わらず食べ物は美味しいです。
路面電車の走っていた跡 まず、翌日のバンコクへの鉄道チケットを取りに鉄道会社オフィスへ向かいます。 明日のチケットありますか?と聞くと、売り切れだよとのこと。 じゃあ明後日は?と聞くと、明後日もないよとのこと。 よくよく聞いてみると、なんと12/29まで全て売り切れとのことでした。。。 寝台列車乗りたかった。。。と落ち込みましたが、後で調べてみると以下の感じらしいことが判明しました。
・KL~バンコク間の鉄道は、マレー鉄道とタイ国鉄が合同で運営している。 ・ペナン島最寄りのバタワースからバンコクまでの車両は、1日1本で、しかも2両しかなくすぐ売り切れてしまう。 ・タイのマレーシア国境付近のハジャイという街からバンコクまでの鉄道は1日4本くらいある。 ・上記バタワース発の鉄道は、そもそもハジャイ発の鉄道に連結する。
つまり、タイのハジャイまで行けばまだ乗れる可能性は十分にあると判断したので、 ハジャイまでバスで行くことにしました。 初の陸路での国境越えはバスとなる予定です。
その後、バスを乗り継いでペナンヒルという丘に行きました。 ヒルというよりはもはや山で、山頂まではケーブルカーで行きます。 途中降りるバス停を間違えたり、ケーブルカー駅までの道のりの上裸のおっちゃん(地元民)に教わったりといろいろありましたが、どうにか到着しました。 しかし、観光客多すぎ!外暑すぎ!こんな待てないよ!ということで、せっかく駅まで来たのですが山頂に上がることは断念してしまいました。
ケーブルカーの駅
ケーブルカー待ちの観光客の方々 せっかくここまで来たのだから、と思い。 バスで来る途中に見えた、何やらすごそうな寺院に行ってみることにしました。 こちらの寺院も結構標高が高く、しかも階段なのでとても疲れました。 しかし、頂上にある仏像はとても大きく立派なもので、ここまで来て観る価値は十分にあったと思います。 東南アジアの仏像は表情豊かで親しみがわきますね。 途中にある池に亀が大量にいて、とてもテンションがあがりました。 暑くなければ一日中見ていたいです。
なにやら立派な寺院
険しい道のり
大量の亀さんたち
とても立派
立派な仏像 あまり大きさが伝わりずらいが、とてもでかい
ジョージタウン 遠くには海も見える 今回も海には行けなかったですが、いろいろと散策できて楽しかったです。 明日は早くもタイへ入国します。 果たして無事にバンコクへ行けるでしょうか。