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天引きされるものたち

サラリーマンなど、毎月給料を会社からもらっている人々は、給料から保険料や税金が天引きされていると思います。 ただ、その内容や算出方法まで把握している人は多くないと思います。 自分も退職するに当たって、各種保険や税金がどうなるかについて調べました。 そこで、その内容を備忘的に記載しようと思います。

天引きされるもの

天引きされるものは、大きく以下の2種類に分けられます。 ■社会保険料 ■税金 それぞれ給料から天引きされるものではありますが、内容は大きく異なります。

社会保険料

社会保険料は、以下の項目に区分されます。 ・健康保険料 ・介護保険料 ・年金保険料 ・雇用保険料 これらの保険料は、前年度の額面給与といったものを基準として計算されます。 基準となる給与の月次や保険料率はそれぞれ異なります。 ただ、「額面給与」を基準に算出されるという点では共通しています。

税金

給与所得のみを収入としているサラリーマンですと、「所得税」も毎月の給与から天引きされます。 これは社会保険料とは異なり、当年度分の給与を基準として所得税が概算され、各月の給与から天引きされています。 そのため、実際に当期分の所得税額が天引きされた概算の所得税額と異なる場合、差額を追納もしくは返還されることとなります。 これが年末調整と呼ばれるものです。 会社勤めで給与所得のみだと、年末調整を含め、会社が全てやってくれますが、給与所得以外にも所得がある場合、 自ら計算して確定申告を行う必要があります。 所得税には給与所得を含め、合計10の所得の種類があり、それぞれ計算方法が異なるためです。 この所得税の計算には、当期より導入されているマイナンバーも関連してきます。 なお、所得税算出の基準は、上記社会保険料を控除した後の給与となります。この点も各種社会保険料と異なる点です。 また、働き初めて2年目以降ですと、「住民税」も天引きされます。 これは前年度の所得が基準となるので、1年目は前年度所得0として算出されるので課税されないのです。 2年目のほうが手取りが下がるといった話を聞くことがよくありますが、これはこういう理由によるものです。
こうのように、天引きされる保険料と税金には様々な種類があります。 それぞれ詳しく記載できればと思います。

後記

昨日は会計士試験の予備校時代の友人たちが開いてくれた送別会に参加しました。 銀座のとてもおしゃれなバルで、料理もとても美味しかったです。 特に鶏のから揚げが絶品で、4皿も注文してしまいました。 予備校で出会って、もう6年以上になりますが、こういった形で集まれるのはうれしいものです。